地域情報
栃木県の北東部に位置する大田原市。
北は那須塩原市、東は茨城県に隣接し、
中央には鮎の漁獲量日本一の清流・那珂川が流れ、西側には那須野が原が拡がっています。
東側には八溝山系の山間部がひかえ、
その山の雪解け水が豊かな水源となり、様々な自然の恵みを与えてくれます。
周辺のご案内
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雲巌寺
荘厳な雰囲気を漂わせる、臨済宗妙心寺の名刹。禅宗の日本四大道場の一つと称せられ、芭蕉も句を残しています。春の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、その美しさも見事です。
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芭蕉の館
松尾芭蕉に関する資料や、黒羽藩主大関家の資料を展示した資料館。曽良を従え、芭蕉が馬にまたがったブロンズ像が前庭に飾られています。
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光丸山法輪寺
およそ1千年前に、慈覚大師が開基したと伝えられる由緒ある寺。所蔵されている木製の天狗面「大天狗面」は、日本一の大きさと言われています。
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那須神社
仁徳天皇時代に創建され、征夷大将軍坂上田村麻呂が応仁天皇を祀って八幡宮にしたと伝えられている神社。社宝には、那須与一が奉納したといわれる太刀などもあります。
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黒羽城址公園
1576年に大関高僧が築城した、健保区最大の規模を誇る城郭。6月下旬から7月上旬に約6,000株の紫陽花が咲く、「紫陽花まつり」が有名です。
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栃木県なかがわ水遊園
国内外の淡水魚を展示した水族館「おもしろ魚館」のほかに釣池、水の広場、展望台などの様々な施設があり、週末には多くの親子連れでにぎわいます。
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黒羽温泉 五峰の湯
那須岳・大佐飛山・高原山・女峰山・男体山の五峰が一望できる眺望からその名が付けられた名湯。肌にやさしく、なめらかな「美人の湯」と呼ばれるにふさわしい温泉です。
大田原の特徴
市名は「大俵」に由来し、その名の通り、昔から米を始めとする農業が盛んな地域です。
麺、瓶詰などの食品に関わるメーカーも数多く、農から食まで一貫した産業を有しています。
大きく大田原地区、黒羽地区、湯津上地区の三地域があり、それぞれに特徴があります。
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大田原地区
平野部が拡がり都市機能の集積度が高い大田原地区は、米や唐辛子、うどなどの耕種農業が盛んです。
源平合戦で活躍した那須与一のゆかりの地としても知られています。 -
黒羽地区
八溝山系の麓、中山間地区に位置する黒羽地区は、雄大な自然、寺社仏閣の素晴らしさを窺うことができる地域です。
那珂川の鮎や、棚田で育つ国内有数の黒羽米、黒羽茶、山菜など地形を生かした農業が盛んです。
松尾芭蕉が奥の細道の道中、13泊と一番長く滞在し、多くの軌跡を残したことでも有名です。 -
湯津上地区
畜産業が盛んな湯津上地区には、世界中の淡水魚を観察できる「なかがわ水遊園」もあります。
また、古墳が多く、日本一の大きさを誇る天狗面など歴史を紐解くことができる、独自の文化が色濃く残る地域です。